3Dプリンタのノズル交換、毎回熱いのが怖くてどうにかならないものかとホームセンターに行ったところ、KTCのスライドヘッドハンドルとソケットを発見したのでご紹介します。
KTCのスライドヘッドハンドルとソケットの特徴
二つで一つで利用可能に
持ち手となる、スライドヘッドハンドルに、ソケットを取り付けて使用します。
ソケットのサイズ
ソケットのサイズは二面幅の「6」がジャストフィット。剥き出しで売られているので、実際にノズルを持っていってはめてみるのが一番間違いがないのでおすすめです。
取り付け感が気持ちいい
ボールになっているところにカチッとハマります。スライドヘッドというだけあって、ハンドルの方はスライドして三段階に調整ができるので、狭い作業も非常にやりやすいです
ノズルの交換方法
Ender 3 S1 ProにおけるKTCのスライドヘッドハンドル&ソケットを使ったノズル交換の方法を紹介します。サクッと交換したい派なので、エクストルーダーがついたまま取り外ししています
カバーを外す
ゴム製のカバーを外します。
ノズルを温める
冷たいとフィラメントがガチガチに固まって外れないことがあるのでしっかり温めます。しっかり暖まるので火傷には注意です。特に銀色の部分とっても熱いです…
フィラメントをはずす
念の為、フィラメントも引き戻して外しておきます
KTCのスライドヘッドハンドル&ソケットでノズルを外す
しっかりと合わせたら垂直に保ちながらくるくる回していきます。ノズルは大変熱いので、熱伝導でソケットにも熱が伝わります。ハンドルまでは熱は回ってこないので、慎重にくるくる回してノズルが落ちないようにします。ノズルもとっても熱いので注意が必要です。
外したノズルをソケットから外す
ピンセットでソケットからノズルを外すのがおすすめです。この際に、ノズルに付着しているフィラメントがソケットについてしまうことがあるので固まる前にピンセットで取り除きましょう
まとめ
KTCは日本の企業でとても精密で、ノズル交換をするたびに少し気持ちいい感触をいただくことができます。何より火傷リスクを大幅に軽減できるのでおすすめです。ノズルを色んなサイズに交換できれば、その分造形物の幅も広がりますし、メンテをしっかりすれば故障のリスクも抑えられます。
ノズル交換、億劫になりがちな方はこれを機会にいかがでしょうか?
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