【3Dプリンター】世界で2万台売れているMagician Xをレビュー

3Dプリンター

SK本舗さんからMagicianXが発売開始されました。セールは終わってしまったのですが、2022年9月現在でも特価の46,800円で販売されております。以前makuakeで登場した時は、早割で64,000円だったのでだいぶ価格も下がっている印象です。

公式のサイトを見ると20,000台達成と書かれており、世界的にも人気な3Dプリンターです。そんなMagician Xがじわじわと気になってきたのでレビューをします。

Magician Xの特徴

メーカーはMINGDA

MINGDAというメーカーが製造をしておりまして、創始者の黄さんが2009年末にMITの大型3Dプリンターに驚きを受けて中国で3Dプリンターを思いついたのがきっかけだそう。

2011年に最初の3Dプリンターを作り、それがバイヤーから評価され、以来これまで3Dプリンターを販売されています。

会社のポジショニングやビジョン、バリューも明記されておりまして、下記を大切にしているメーカーです。特にワンタッチのオートレベリングにこだわりを持っていそうです。

  • 戦略的ポジショニング
    • ワンタッチ スマート オートレベリング
  • 企業ビジョン
    • スマート3Dプリンティングソリューションの世界的リーディングカンパニーになる。
  • コアバリュー
    • 顧客中心主義、闘争志向、イノベーション

ワンクリックでのオートレベリング

16ポイントを介して行われるオートレベリングが搭載されています。プリントの成功率を高める上で、とても重要な機能になってきます。しかもワンクリックでレベリングができるのは楽でいいですね。

この辺は2022年9月現在では、Ender3 V2 NeoなどにもCR-Touchと呼ばれるオートレベリングの機能が出てきたので、低価格帯の他の3Dプリンターにも標準装備され始めているといえるかもしれません。

ダイレクトエクストルーダー

ボーデン式ではなくダイレクト式のエクストルーダーを搭載しているので、より詰まりにくい構造になっています。改善された二重のギヤが直接エクストルーダーに装備されていて、フィラメントをより滑らかに排出して印刷することができます。

先ほども例えたようにEnderシリーズで言うと、先ほどのEnder3 V2 Neoはボーデン式になっておりまして、Ender S1などProシリーズはダイレクト式になっています。Ender3 S1は52,000円なので、その面から言うと、Magician Xの方が価格が抑えられていると言えそうです。

印刷速度が最大200mm/s

最大印刷速度は200mm/sとなっていて平均印刷速度は90mm/sと公式サイトでは伝えられています。この辺りは私が使用しているEnder3 S1 Proでも印刷速度100mm/sで綺麗に出ていたので同水準と言えるかもしれません。

スペック

プリントサイズ230mm × 230mm × 260mm
レベリング独自開発の自動レベリング搭載
フィラメント径1.75 mm
フィラメントの種類PLA / ABS / PETG & TPU
ノズル径デフォルト0.4mm(幅広いノズルにも対応可能)
エクストルーダーダイレクト式ダブルギア
フィラメント切れ検知対応
プリント再開機能対応
ノズル最大温度260度
ヒートベッド最大温度110度
平均速度60 – 80mm/s
コントロールパネル3.5インチ カラーLCD タッチスクリーン
転送方式SDカード / U Disk / USB-C
本体重量7kg
本体サイズ460mm * 415mm * 546mm

まとめ

Magician X、詳細を見てみると、大体Ender3 S1と同等のスペックを持っていて、タッチパネルとかで若干差があるかなと思いましたが、価格も抑えられているので、良いプリンタだなーと感じました。FDM2台目筆頭候補になりました。セール中に買えなかったのが悔やまれる…!

SK本舗さんのサイトから気になる方はぜひチェックしてみてください!

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