制作をゴリゴリしていこうということで今日はバスケットボール置きを作ってみたいと思います。
新婚旅行でアメリカに行った際にナイスなバスケットボールを買いまして、それを置くメモリアルな台を作ろうと考えました。
バスケットボール置き
ラフ
シンプルな溝のある台座に、プレート的な感じで、旅行中にどこに行ったかがわかるような作りにしようと考えました。プレートは細かい文字が入るので、光造形式の3Dプリンタを使い、台座は大きめのサイズになるのでFDM式を使うことにします。
設計
7号のバスケットボールの直径は24.5cmらしいので、それをもとにモデリングしていきます。
プレートの文字の作成
文字はイラストレーターで作成を行い、細かい文字間の調整などはこちらで行いました。
CADツールはFusion360を使用しました。プレート面にSVGとして取り込みを行いました。イラレで作成したフォントのアウトラインのSVGとFusion360の相性が微妙に悪く、Fusion360に取り込んだときにパスが繋がっていないことや変形してしまうことがあります。すっきり解決する時としない時があるのですが、イラレの中で単純化するとマシになります。
ちなみにSVGは全部まとめると重々だったので3つのパーツに分けてFusion360に取り込むと後続のタスクが楽になりました。
プレートのデボス加工
プレートにはデボス加工で文字の形に穴をあけるようにしました。エンボスは文字が細かすぎて欠ける原因になるので、エンボスの逆のデボスを採用しました。
エンボスはスケッチ>作成>エンボスで選択できます。デボスは効果のところで選択ができます。
プレートと台座のオフセット設定
プレートの側面にオフセット-0.2mmをして、台座にはまるようにします。修正>面のオフセットからいくことができます。
仕上げをして完成!
あとはボールの部分と台座の部分を切り抜いて、フィレットをつけて完成させました!記念品にちょっとした情報を付加できる台座の完成です!
そして次の段階へ
そして、CURAでスライスをして、3Dプリンターにデータを転送したらこの有様でした。
ここからの調整もまた3Dプリンタの楽しみですね。。。。ということで3Dプリンタで造形が完了したら造形編としてまた記事を書きたいと思います!
使用した3Dプリンター
シューマツではFDM式の3DプリンターはEnder3 S1 Proを利用しております。最初の一台に大変おすすめな一台ですのでもしよければチェックしてみてください!
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