今までエンクロージャーがついた、FDMプリンターは価格がお高めなこともあってスルーしておりました。
先日「3Dプリンターを買いたくなるLT」という素敵なスライドに出会いまして、その中でQIDI TECHの3Dプリンターが紹介されておりました。
調べてみるとエンクロージャー付きかつ低価格でよさそうだったので詳細をレビューします。※メーカーは同一ですが、上記のスライドで紹介されている機種とは異なります!

QIDI TECK i-matesの特徴
開封してすぐに使えるエンクロージャー式
i-matesは開封してすぐに使うことができます。エンクロージャー式の強みといえますね。
最近は組み立て式も組み立てが簡素になっているので、そこまで大変な印象は薄れているものの、初めての購入ではどれがどのように動くのかも把握しづらいので、取り出してすぐ使えるi-matesは良い選択になりそうです。
またエンクロージャーが着くことによって、熱の発散も防げるので、ABSなど少し扱いの難しい素材も出力しやすいのもポイントの一つです。
造形サイズは260*200*200mm

造形サイズは260*200*200mmとなっています。注意点としては横幅が260mmですので、高さは200mmまでとなっています。
向きを変えればいいじゃんという話もありますが、3Dプリンターはスライスの仕方によって、強度や、積層の向きが変わってくるので、注意が必要です。
エンクロージャーがない3Dプリンターは220*220*250mmあたりが主流になってきているので、それと比べると小さめであると言えます。
しかし、かくいう私も光造形の3Dプリンターが小さくて、FDM式の220*220*250mmを買ったんですが、正直そんなに大きいもの出力しないですね…笑
なのでサイズ感はご自身の作りたいもの次第。とりあえずまずは3Dプリンターを買う!というのであれば十分なサイズ感だと思います。
0.4mmと0.2mmのノズルがついてくる

0.4mmの標準搭載のノズルと0.2mmのノズルもついてきます。0.2mmの方が時間はかかりますがより綺麗で高精度な出力が可能となります。
独自のQIDI SLICERに対応
スライサーはオープンソースのCURAの他に独自のQIDI SLICERにも対応しております。使いやすいスライサーであるとTwitterでも見かけることがありまして、安心して使うことができそうです。
スペック
本体サイズ | 582 * 465 * 435mm |
プリントサイズ | 260 * 200 * 200mm |
プリント精度 | 0.05 – 0.2mm |
プリント速度 | 30 – 150mm/s |
ノズル最大温度 | 250度 |
サポートしている素材 | PLA / ABS / TPU / PETG |
ノズル直径 | 0.4mm + 0.2mm |
対応ソフト | QIDI Print / Cura Simplify 3D |
接続方法 | WiFi / LAN / USB Pen Drive |
電圧 | 110 – 220V |
正味重量 | 21.6kg |
まとめ
2台目購入にエンクロージャー式の3Dプリンターは考えていなかったのですが、これは価格も安くて魅力的です…!2021年にAmazonで取扱開始されているので、そんなに古くなさそうなのも良いところです。
気になる方はぜひチェックしてみてください!

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