1ヶ月間、光造形式3Dプリンターに浮気していまして、久しぶりにFDM/FFF式の3Dプリンターを動かしたら、
表面がザリザリになり、徐々にプレートから離れ、最後はぐしゃっとプレートから剥がれてしまいました。
初歩的なことですが、やったことをまとめます。
3Dプリンターの調整
PEIプレートの洗浄
まずPEIプレートの洗浄をしました。前に使った時の糊や埃が残っていそうでしたので、ぬるま湯でじゃぶじゃぶ洗いました。戻す時にはしっかり水を拭き取ってから戻します。
レベリングの調整
私はKlipperベースのシステムを使っておりまして、まずはProbe CalibrationでZ軸を合わせていきます。その後、マニュアルレベリングを行い最後にオートレベリングを行いました。
正直この順序は独学ぽくなってしまっていて、本当にいいのか根拠はないのですが、改善されたのでよいとしましょう…!
フィラメントを変える
フィラメントは吸湿すると、プチプチと音がしたり、糸引きが激しくなったり、とにかく造形品質が下がっていきます。冬だったので、吸湿は大丈夫かなーと思ったんですが、念の為フィラメントも新しいものに交換しました。
今回に関してはこれら複数のことを同時に試したので、何が一番効いたのかはわからないのですが、個人的にはフィラメントかな?と推測しています。
結果
ちゃんと改善されているかチェックするためにこちらのテストデータを使いました。
オーバーハングのところ(斜めに曲がっているところ)は、3Dプリンターの能力的にこんなものかなという感じです。「OVERHANG TEST」と書かれた文字や、円筒は非常に綺麗に出ていることがわかります。
横から見てもパキッと出ていそうです。ただ、左下が少し浮いちゃってる感じがありますね。
まとめ
3Dプリンターの調子が悪くなっても調整を行えますば、元通りになってくれます。安定しないので大変なところもありますが、うまく出た時の安堵感も今の3Dプリンターならではの楽しみかもしれません。
誰かのお役に立てますと幸いです。
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