PrusaSlicer 2.6.0のアップデート内容をチェック!【前編】

リサーチ

PrusaSlicer2.5.0がリリースしてから約5ヶ月経ちました。アップデート版のPrusaSlicer2.6.0のアルファ版が出てきていよいよアップデートも間近なようなので、アップデートの内容を確認していきます!

非常にアップデートが盛り沢山なので今日明日に分けて記載していきます!

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PrusaSlicer2.6.0の特徴

今回も面白いアップデートがたくさんです!全てのアップデートはこちらから確認できます。正式版が出る時にまた違うURLになるかもしれません。

オーガニックサポート

オーガニックサポートは以前にもブログでご紹介したのですが、2.6.0で正式に実装されそうです。

サムネイル出典:Twitter

ツリー状のサポートで材料と印刷時間を抑えつつ、造形物との接触面積も必要最低限に抑えられる良いことしかないサポートの仕組みです。

リリースノートによると、Curaに元々あったツリーサポートを大幅に改良した内容となっているようで、使ってみるのが楽しみです。

いくつか注意点もあるようです。

  • サポートがある大きなモデルで使用する場合は、最低16GBのRAMを推奨。
  • トップ・ボトムがレイヤーの高さの倍数に丸められる
  • レイヤーの高さを変更することができない
  • オーガニックサポートを使用したラフトにはバグがある

計測ツール

モデルの計測ツールも今回搭載されます。このツールは頂点・エッジ・円・平面を認識できます。我々はスライサー上で直接モデルのサイズと角度をチェックすることができるようになります。今まではScaleで全体感しか見れなかったのでこれは便利ですね。

しかも測定した長さを基準に必要な長さにスケールすることもできるので、微調整をCADのツールでする必要がないのでとても良いです。

出典:GitHub

文字をエンボスする機能

こちらも今までCADツールなどでやっていたシリーズで、文字をモデルにエンボスできるようになりました。平面だけでなくいろんなサーフェスタイプに対応しているので手軽に文字をエンボスできそうです。フォントはシステムから自動でインポートされるので、特にフォントを追加したりする手間もなくていいですね。

使用方法はオブジェクトを右クリックして、Addpart -> Textでいけるみたいです。

カットツールのアップデート

大型モデルの分割などに利用するカットツールもアップデートされました。平面を角度をつけて行えるようになり、カットを終えた後も組み立てがしやすいように、コネクタを配置するための編集ができるようになりました。

出典:GitHub

あとがき

今回もたくさんのアップデートが入りました。ブログを始めてから、情報収集のためにこういうリリースノートもきちんと読むようになったので、いろんな機能が知れて楽しいです。

まだまだアップデート内容があるので明日も見ていきますねー!

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