ANYCUBICから光造形式とFDM/FFF式の3Dプリンターの二つの発表がありました!まだ価格など細かいところはわかっていないのですが、現状わかっている範囲で記録していきます。
サムネイル出典:Anycubic
Anycubic kobra2の特徴
プリント速度の向上
Kobra2はプリント速度が250mm/sと発表され、Creality K1などの600mm/sという発表に比べると控えめな内容になっています。このブログでは毎度申し上げているのですが、プリント速度が早くても満足のいく品質になるかは別の話になることが多いです。
なので、あまりもてはやすことはしませんが、安定感は向上しているのでしょう。
新しいエクストルーダーとダイナミックストラクチャと呼ばれる、ダブルメタルスピンドルとSG15
ベアリングを搭載した構造で安定感を向上させている模様です。
LeviQ 2.0 オートレベリングを搭載
画像を見る感じ、ヒートベッドの調整するネジはなくなって、25ポイントによるオートレベリングを実施してくれるようです。レベリング、個人的に苦戦することが多いのでこれは非常に嬉しいポイントです。
その他の特徴
そのほかの特徴は、従来通りといいますか、10分で簡単に組み立てができる、フィラメント切れセンサーが付いている、マグネット式のビルドプレートが付属しているという情報が確認できました。
Anycubic Photon Mono M5sの特徴
続いて光造形しきのPhoton Mono M5sを見ていきましょう。
ディスプレイが12Kに
ついに8Kを超えて12Kになってしまったんですね。解像度で言うと11,520 * 5,120となっていまして、サイズは10.1インチです。4K, 8K問題も、すっごい細かい造形しなければそんなに変わらないんじゃないかなと言うのが私のスタンスなのですが、12Kだと変わるのか少し興味があります。
レベリングフリーに
光造形式のプリンターも徐々にレベリングフリーになってきましたね。Photon Mono M5sもレベリングフリーで印刷が可能になるようです。
3倍高速に印刷が可能
前述の通り速度には実機を触らない限りあまり触れないんですが、こと光造形に関しては、結構速度がそのまま反映される印象がありまして、Photon Mono M5sの高速化も楽しみであります。
レジンの検知が可能に
レジン検知機能が搭載されているようで、レジンが切れてしまった時の検知や、その他造形物の監視もできるようになりそうです。この辺りはまだ詳細な情報が出ていないので出てきたらアップデートしようと考えております。
あとがき
Anycubic、最初の3Dプリンターだったので、やっぱり思い入れがあって新製品も楽しみです。あとAnycubicは割とAmazonでの取り扱いが早い傾向があるので、日本で手に入るのも早そうです。
レベリングが楽なFFF/FDM式プリンターがどんどん出てくるので悩みが増えるばかりです。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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