昨日ひょんなことからマイクラを始めまして、やってみたらすごい面白くて夢中になってしまいました。本当に今更ですよねぇ、、笑
サムネイル出典:Minecraft
動機としては、3Dプリンターの待ち時間にと軽い気持ちだったのですが1時間かかるプリントに対して3時間くらいやっておりました。
で、ここからダラダラと自分の思考の整理を兼ねて書いていきます。
最近ものづくり本当に楽しいのか?と思うことがあります。作りたいものが特になくて、何かないかと必死に探して、作りたいものも多くは途中で何らかの理由で断念してしまい、それを潜り抜けて作った作品も何かが違うと感じてしまう。そんなことを繰り返しそれでもものづくりが趣味ですといってきました。
一方マイクラとかゲーム、大好きなんですが、ふっと節目の時に何をやってたんだろうという虚無感に襲われることがあって、それが怖くてなかなか没入できないということもありました。時間を無駄にしてしまった感覚ですね。
ただ、正直何作ろうかなーってぼーっと何もアイデアも出ずにすぎていく時間は楽しいゲームの時間よりも虚無感がある気もします。
ちょっと話題は変わるんですが、最近「暇と退屈の倫理学」という本を読んでおりまして。人類にとって暇や退屈とは何なのか、哲学などを参照しながら、読み解く本です。
8割ほど読み終わっていて、退屈は私があげたゲームにしろものづくりにしろ訪れるものだということを知りました。言語化が難しいのですが、これを認知することでだいぶ気持ちが楽になりました。
さて、上記のような話をした上で、マイクラの面白さを自分のものづくりにもっとインストールすれば、面白くて自分が価値を感じられる時間を過ごせるのではないかと考えました。
マイクラ、何が面白かったかというと、
- めちゃくちゃ死ぬから工夫しないとゲームオーバーになる
- 道具をグレードアップさせると作業効率が上がって楽しい
- とりあえず仮の家でも機能するものが作れる満足感
- これが作りたいと思えるものがあり短期目標が設定できる
- 自分しか見てないから気楽に好きなように作れる
- 採掘作業などぼーっとしてても何かしらの成果が得られる
うむ。道具をアップグレードすると楽しいは現実世界でやると破産しますね笑 Bambulab買っちゃうぞ!ってなっちゃう。
アップグレードするとしたら自分のスキルですかね。確かにBlenderでできることが増えると楽しいなって感じる瞬間があります。
そうすると逆説的に、楽しいなって感じる瞬間を増やすためにスキルを増やすっていう視点は良いかもしれません。目的を持ってスキルを高めることが楽しさに繋がりそうです。今まではスキルをとにかく増やすんや!っていう気持ちだったので発想の転換ができました。・
あとは自分しか見てないから気楽に好きなように作れる + 仮の家でも機能するものが作れる満足感も応用ができそうです。SNS見てると自分も人に見せられるいい作品を作りたい!だとか、便利なものを作りたい!って思っちゃいがちなんですよね。なんか純粋にもっと自分が気楽に好きに作るでいい気がしてきました。なんとなく猫ちゃんでも作るかーとかそんくらいの気持ちでいい気がします。
FFF式の3Dプリンターは造形の制約がありますが、マイクラのボクセルの制約も似たようなものですからね。
よし、この方向でやってみよう!
あとマイクラを通して、楽しいだけの時間も無駄じゃないんだよなって思いました。無駄にするかしないかは自分で、自分が考えて糧にしたらいいんじゃないかな!
一挙両得な気持ちでこの記事は終わりにしようと思います!
コメント