昨日はAdventurer5Mの特徴を見ていきました。今日は上位機種であるPro版の特徴を記録していきたいと思います!
昨日のAdventurer5Mの特徴は下記のブログで記録をしております。
サムネイル出典:FLASHFORGE
Adventurer5M Proの特徴
Adventurer5M Proはお値段84,700円のCoreXY構造の3Dプリンターです。無印に比べるとエンクロージャーがついていることが大きな違いとなっています。その分値段が2万円高いといった感じでしょうか。
Adventurer5Mと同様の特徴
プリント最高速度は600mm/s
プリント最高速度は600mm/sです。これはCreality K1と同程度ですね。BambuLabのP1Pも500mm/sですから、今年発売されたCoreXY構造のプリンターはこの水準と考えても良さそうですね。
最高加速度は20,000mm/sです
自動レベリングを搭載
ノズルの高さとプラットフォーム間の違いを自動的に検出し、補正する自動レベリングシステムが搭載されています。これにより、特に調整の手間がなく、第一層の印刷が完璧に仕上がります。
ワンプッシュでノズルの交換
こちらが割と面白い機能だなと思ったのですが、エクストルーダーからノズルをワンプッシュで交換ができます。ノズル交換は熱かったりして地味に怖い作業の一つです。そこをより簡単にできるのがいいですね。
Adventurer5M Pro固有の特徴
安全な印刷環境の確保
エンクロージャー付きの特性を活かして、印刷中の空気を清浄化するシステムが搭載されています。内部循環フィルター、外部循環フィルター、HEPA13+活性炭ダブルレイヤーフィルターの3つのフィルターを搭載し、粒子状物質と揮発性有機化合物をブロックします。
スペック
エクストルーダー | ダイレクト式 |
ヘッド数 | 1(シングルヘッド、シングルノズル) |
造形速度 | 造形速度:10 – 300mm/s |
最高移動速度:600mm/s | |
加速度 | 最高加速度:20000mm/s² |
最大造形サイズ | 220×220×220mm |
造形精度 | ±0.2mm(ベンチマーク:100mmブロック) |
位置決め精度 | X/Y軸:0.0125mm / Z軸:0.0025mm |
積層ピッチ | 0.1 – 0.4mm |
ノズル径 | 0.4mm(デフォルト)/ 0.6mm / 0.8mm / 0.25mm |
最高ノズル温度 | 280℃ |
最高プラットフォーム温度 | 110℃ |
プラットフォーム | PEI鋼板プラットフォーム |
対応フィラメント | PLA / PETG / TPU(0.4mmノズル) |
ABS / ASA / PLA-CF / PETG-CF(0.6mmノズル) | |
電源 | AC100-240V/200~240V、50/60Hz、350W |
本体サイズ | 380×400×453mm(スプールホルダーを除く) |
梱包サイズ | 460×480×530mm |
本体重量 | 14.6kg |
梱包重量 | 19kg |
スライサーソフト | FlashPrint |
対応OS | Windows:10/11 |
Mac OS:10.9以降 | |
Linux:Ubuntu 20.04以降 | |
対応データ形式 | 3MF / STL / OBJ / FPP / BMP / PNG / JPG / JPEG / GX / G |
通信方式 | Wi-Fi、イーサネット、USBメモリ |
タッチパネル | 4.3インチフルカラー |
レベリングモード | ワンクリック自動レベリング(プラットフォーム圧力センサー) |
フィラメント切れ検出機能 | 〇 |
停電復旧 | 〇 |
クラウド | 〇 |
自動シャットダウン | 〇 |
遠隔カメラ | 〇 |
エアフィルター | 内部循環+外部循環(HEPA13+活性炭) |
動作音 | 通常:55dB / 静音モード:50dB |
あとがき
私が持っているCreality K1もエンクロージャーがついておりまして、印刷品質は明確に変わるなーという印象を持っています。エンクロージャー付きの3Dプリンターを検討されている方は候補に加えてもいいバランスの値段と品質を持ったプリンターだなと感じました。
気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください!
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