Ender3 V3 KEが届きまして、色々と触ってみましたのでレビューを残していきたいと思います。
総評としては、前シリーズのEnder-3 V3 Neoのような、低価格だけども扱いやすく品質も高いミニマルなプリンターという印象を持ちました!
※本ブログ経由で買うと少しお得なプロモーション対象のプリンターです。IDとパスワードを入力しぜひ見てみてください!
Ender3 V3 KEの特徴
まずはEnder3 V3 KEのスペックを中心に見ていきたいと思います。
手頃な価格
2024年3月現在、本ブログ経由で購入すると41,999円で購入可能です。Creality社の同シリーズですとSEよりは高く、CR-10 SEやCreality K1C等よりは安い価格帯です。今年登場した家庭用プリンター全体で見ますと安価な部類に入ると考えられます。
高速冷却のためのプリントヘッドファン
他のシリーズとの主な違いは冷却能力の高いプリントヘッドのファンではないかと思いました。プリンターの全体的な構造はSEに似ているのですが、プリントヘッドの部分は明らかに違います。
モデルを急速冷却できることによってSEよりも高品質な造形を可能にしている一因なのだなと使っていて感じました。
スペック
詳細のスペックは下記のようになっております。別売りでAIカメラを搭載することも可能なので、遠隔での監視も簡単です。
造形範囲 | 220* 220 * 240mm |
印刷技術 | FDM |
製品寸法 | 433 * 366 * 490mm |
パッケージ寸法 | 502 * 409 * 280mm |
純重量 | 7.8kg |
総重量 | 9.9kg |
一般的な印刷速度 | 300mm/s |
最大印刷速度 | 500mm/s |
ファイル転送方法 | USB, LAN, Creality Cloud APP |
エクストルーダー | 改良型 Sprite ダイレクトエクストルーダー |
レベリングモード | 自動調整 |
ディスプレイ画面 | 4.3インチ カラータッチスクリーン |
メインボード | 32ビット サイレント |
印刷可能なファイル形式 | Gコード |
停電復旧 | あり |
フィラメント切れセンサー | あり |
最大加速度 | 8000mm/s² |
印刷精度 | 10.1mm |
レイヤー高さ | 0.1-0.35mm |
定格電圧 | 100-120V, 200-240V~, 50/60Hz |
定格電力 | 350W |
スライシングソフトウェア | Creality Print, Cura, Simplify3D |
対応フィラメント | PLA, PETG, ABS, TPU, ASA |
造形面 | PEIフレキシブルビルドプレート |
UI言語 | 複数(日本語含む) |
使用感レビュー
ここからは実際に触ってみた感想を中心に書いていこうと思います!
ハイエンド機に引けを取らない造形品質
まずこれが本当にKEの一番の魅力だと思います。インプットシェイプのおかげか積層が非常に綺麗に積み上がっていっているのがわかります。
今のフラッグシップ機であるK1Cと比較してもご覧の通り。ぱっと見どちらがKEだと思いますか??笑
正解は右側がKEです。K1Cもフラグシップだけあって繊細で非常に精度が高いのですが、KEもこれだけやれるということがわかっていただけるかと思います。
組み立ては簡単!構造もシンプル
最近の3Dプリンターはどれもそうですが、KEももちろん組み立ては簡単です。土台とY軸のフレームが分離して届くので、そちらをネジ止めして、簡単な配線コネクタを接続すれば完了です。15分ほどで組み立てが完了しました。
若干SEよりは大きいですが、CR-10に比べるとコンパクトで収まりの良いプリンターです。
さようなら手動レベリング
こちらも今年発売のものは軒並み対象ではございますが、KEも完全にオートレベリングです。昔挫折した人は是非返ってきていただきたいです。セットアップ時に本体側で調整を行ってくれて、その後は特に調整不要でしっかりと定着してくれます。冬もゴリゴリ動かしていますが、本当に安定しています。
私は紙を使うレベリングが本当に苦手で、ノズルをダメにしちゃったり、定着しなくてしょんぼりしたことが本当に多かったんですよね、、笑 そういったストレスがなくなるのは本当に大きいです。
これはぜひ昔3Dプリンターを買って諦めてしまった人に届けたいメッセージでございます。
やっぱり便利な無線LAN対応
Creality Printというスライサーを使えば、スライサーソフトからKEの状態監視ができます。オプションでカメラをつければプリントの状態も閲覧できます。
私、プリント中にプリンターに近づくとなんとなく鼻詰まったりするタイプなので、遠隔で監視できるのが地味にありがたいんですよね。あとはリビングで3Dモデリングして自室のプリンターにデータを送信なんてこともできるので、場所を選ばずに作業ができます。
下の画像の通り細かい設定もできるので、他のスライサーと遜色なく使うことができています。
あとがき
以上、Ender-3 V3 KEのレビューでした!
お手頃で高品質ということもありまして、かなり人気で売れ筋の商品になっているようです。これから始められる方の最初の一台や、扱いやすいプリンターに買い替えたい人に大変おすすめの一台です。気になる方はぜひチェックしてみてください!
IDはbestbuynowでパスワードは002です。
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