2年半の開発期間を経て、Plasticity 1.0が正式に発表されました。面白そうなCADツールだったので、今日はこちらのツールを記録していこうと思います。
サムネイル出典:Plasticity
Plasticityの特徴
Plasticityは、インタラクティブなツールや高度な直接編集に焦点を当てたCADプログラムで、ビデオゲームアセット、プロダクトデザインに最適化されたツールです。クリエイティビティに特化したワークフロー、痒い所に手が届くフィレット機能、そして最先端のモデリングツールを搭載しているそうです。
Plasticityは、Parasolidにも対応しています。Parasolidはジオメトリカーネルと呼ばれるソフトウェアライブラリで、ブーリアン、フィレットなどの操作を実行するために複雑な数学関数を実装しています。すべてのCADプログラムはジオメトリカーネルを利用しており、Parasolidは業界で最も優れたものの1つとされています。
料金体系
個人的に一番嬉しいポイントなんですが、Plasticityはサブスクリプション不要でソフトウェアを所有できます。30日間の無料トライアルもあるのでまずはこのプランで試してみるのが良さそうです。
IndieとStudioの2つの価格設定オプションがあり、Indieは趣味家向けで手頃な価格で、Studioには追加の利点があります。例えば、Indieはバージョン1系までのアップデートをサポートしますが、Studioの場合は2系のアップデートまでをサポートします。またStudioはベータアクセスも可能なので、最新の技術を使いながら長く使いたいユーザーはStudioが良さそうです。
サポートについて
プライベートDiscordコミュニティにアクセスできます。そこで質問をしたり、他の方の質問に回答したりできますが、直接のサポートは現在のところ予定はないようです。
あとがき
Fusion360もBlenderも使いこなしていない私がどこまで使いこなせるかわかりませんが、ツールによって作れるものの幅が広がったりアイデアが湧いたりすることもあるので、このGW中に色々と触ってみようと思います。
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