細長い造形物がとにかく剥がれる時にやること【3Dプリンター】

リサーチ

今日は一日、とにかく3Dプリンターの造形物が剥がれる日でした。筒状の70mmくらいのものを出力したいのですが、40mmくらいのところでメキッと音がして、剥がれてるんですねぇ…。

度々ブログでも紹介しておりますが、Creality Sonic Padというのを使って速度を上げめでEnder-3 S1 Proで運用をしています。ある程度スピードを下げてやるしかないのかなーとも思っているのですがやってみたことをメモしていきます。

やったこと

Ender-3 S1 ProはデフォルトでPEIのプラットフォームが付いてくるのでプラットフォーム系の定着力は申し分ないと思うんですよね。なのでプラットフォームを変える以外のことをやりました。

のりを貼る

まずは定番ののりを貼るですね。プラットフォームにのりを貼ることで物理的に粘着性をあげる方法です。3Dプリンター界隈ではとても馴染み深いものです。

最初は抵抗があったのですが、今ではとりあえず取れたら塗り塗りしています。

しかし、今回はそれでも取れてしまうんですね、、

スライサーで定着関連のオプションをつける

ビルドプレードに定着させるためにスライサーでブリムやラフトをつけるやり方ですね。

ブリムをつけるとこんな感じで周りに円を描いて定着を強化してくれます。

この写真から分かるとおりこれもパリッと割と早めに剥がれちゃってますね…

ブリム

続いてラフト。ラフトはもう少し、肉厚な土台がつきます。その土台の上に造形物が造形されていくイメージですね。

ラフトにすれば絶対に勝てると思って複数の筒を同時に印刷したのですが、これもまさかのラフトから剥がれるという現象によりだめでした。。

ラフト

自動レベリング

Creality Sonic PadはAuto Levelingがありましてこれも何度か調整してみました。

こんな感じで、傾斜を可視化してくれて面白いんですよね。

これは何度か試したのですがやっぱり剥がれてしまいました。。

手動レベリング

面倒くさがりなので、やってなかったのですが、最終は手動レベリングを行いました。

上記の自動レベリングでの検知の通り、奥がかなり緩んでおりまして、調整をしてみました。確かにパキッとなるの右奥にヘッドがある時のような気がする…!

そしてこれによって、順調に出力ができました!

まとめ

今回は手動の出力が効きました。今回解決できなかった諸々の方法も造形物の形や環境によっては解決できるものも多いので、困っている方はぜひ試してみてください。

ちなみにCreality Sonic Padがあると、ブラウザからプリンタにデータを送って印刷まで指示ができるので、こういう失敗ケースでも心が折れにくくなって本当におすすめです…!

気になる方はぜひチェックしてみてください!

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