3Dプリント業界で画期的な技術が登場したようです！
Impossible Objects社が開発したCBAM 25という新型3Dプリンターが、従来の技術と比べて15倍の速さで印刷できるということで話題となっています。
今日は、このCBAM 25について記録していきます。
サムネイル出典：CISION
CBAM25について
Impossible Objects社は、RAPID +TCTトレードショーでCBAM 25を発表しました。CBAM 25は、従来の技術に比べて15倍速い印刷速度を誇り、3Dプリントを量産に対応させることができます。また、高度な素材を使用して優れた機械特性と寸法精度を実現しています。
同社の創業者であるRobert Swartz氏は、「これは3Dプリントにおけるムーアの法則の瞬間であり、これはまだ始まりに過ぎない」と述べています。CBAM 25は、より強くて軽量な部品を設計することができる高性能コンポジット素材を採用しています。特に、カーボンファイバーPEEK素材は、高い耐化学性と耐熱性、およびほとんどのエンジニアリングプラスチックより優れた機械特性を達成しています。
Impossible Objects社のCEO、Steve Hoover氏は、CBAM 25の生産速度の重要性を強調しています。「従来の3Dプリンターよりも15倍速いCBAM 25は、3Dプリントをプロトタイプ製作から量産の分野へと移行させる画期的な技術です。」
今回紹介したCBAM 25は、3Dプリント業界において画期的なスピードを実現しただけでなく、高品質な素材を使用して、幅広い産業分野に対応することができる革新的な技術です。これにより、3Dプリントは量産に対応することができるようになり、今後の製造業においても大きな影響を与えることでしょう。今後の技術の進歩にも期待が高まります。
RAPID +TCTトレードショーでの発表を皮切りに、CBAM 25は2024年初頭に市場に投入される予定です。これにより、航空宇宙、防衛、交通産業などの幅広い分野での3Dプリント市場が拡大し、従来のCNC加工に代わる技術として注目されるでしょう。
Impossible Objects社は、より良い素材と驚異的なスピードで3Dプリントを実現することにより、製造業のあり方を変え、新たな可能性を切り開いていくと語っています。CBAM 25の登場により、3Dプリント技術が量産に適応し、さらに多くの産業分野に貢献できることを期待しています。
最後に、興味を持たれた方はRAPID +TCTトレードショーのブース#4024でCBAM 25に関する詳細情報を得ることができます。3Dプリント業界のさらなる発展に向けて、今後も目が離せませんね。
あとがき
今まであまりプロフェッショナルユースの3Dプリンターの動向は記事にしてこなかったのですが家庭用プリンターもだいぶみてきたので、徐々にこの辺も見ていきます。
自分がこういう業界に身を置いているわけではなく、翻訳間違いなどもあるかもしれません。コメント等でご指摘いただけますと幸いです。
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