Fusion360でネジ穴を作ろう!

リサーチ

ものづくりユニットのエムノで組み立てて遊ぶ笛「クミタテブエ」を作っております。組み立てる接合部から空気が漏れると音がうまくならなくなってしまいます。

今回は、しっかり止まるようにネジどめ方式にしたくて、Fusion360でネジネジできる方法を調べて実施しました!

こういうのを作っています。

Fusion360 ネジ穴作り方

今回の製作イメージです。笛本体を構成する筒と、筒と筒をつなぐコネクターをねじ式で固定します。

画像のおねじ部分が「笛本体を構成する筒」、めねじ部分が「筒と筒をつなぐコネクター」です。

断面解析するとこんな感じ。まだねじ山がない状態です。

おねじの準備

まずおねじの部分の準備をしていきます。

まず入りやすいように面取りします。0.5mm面取りしました。

めねじとの接合部分は5mmなのでオフセット平面を利用して、底面から5mmのところでボディを分割します。

分割したボディの外面を選択してねじを作成します。

円筒の直径が18mmでしたのでそれに合わせてM18のネジが自動で選択されます。

大切なのはチェックを入れることで、そうしないとテクスチャが貼られるだけで実際にモデルにネジ山が入っていない状態になってしまいます。

めねじの準備

めねじも同じ容量でネジ式にしたいところを選択して、ねじを作成します。

おねじと同じ仕様で作った後に、噛み合わせが良くなるようにオフセットをかけます。

少し表現が難しいのですが、ねじ山の上部と下部の両方を選択してオフセットします。オフセットの長さは-0.2mmくらいで行けました!

3Dプリンターの設定

スライサーはPrusa Slicerを使いました。0.4mmノズルで積層ピッチは0.2mmの設定にしています。金本的にあとはデフォルトの設定で印刷を行いうまくハマるような設定になっておりました。

まとめ

今まであまり3Dプリンターの精度を気にしたことないのですが、ネジが噛み合うくらいに高精度にものが作れるんだよねーと改めて感動しました。

そして、Fusion360で作るのはめちゃくちゃ簡単なんですが、それでも3Dプリンターで作ったものが実際にハマるとめちゃくちゃ嬉しいことも発見できました。

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