3Dプリンターを活用した頭蓋形状矯正ヘルメットが神奈川県、奈良県の医療機関に初導入

活用事例

株式会社Berryが開発した日本製の頭蓋形状矯正ヘルメット「ベビーバンド」を本日は記録していきます!

ベビーバンドは、2022年7月から提供開始し、現在では全国11都府県、30施設を超える医療機関に導入されています。ベビーバンドは一人ひとりの頭の形状に合うように完全オーダーメイドで3Dプリンターで製造されており、医療機器としての厚生労働省からの薬事承認も得ています。医師が快適に治療を提供できるよう、また赤ちゃんとご家族が負担なく治療を受けられるよう設計開発されています。

サムネイル出典:PR TIMES

ヘルメット治療とは

ヘルメット治療とは、ヘルメットを赤ちゃんの頭に装着し、その形状を整える治療法です。通常、この治療は赤ちゃんの月齢が小さい時期、具体的には6か月前後に行われます。しかし、この治療は赤ちゃんだけでなく、治療に関わる家族や診療を行う医師にも一定の負担がかかります。

そこで、この負担を軽減するため、株式会社Berryはヘルメット治療経験のある新生児科、小児科、脳神経外科の先生方からアドバイスを頂きながらベビーバンドを開発しました。

ヘルメット治療記録アプリ-babyband

さらに、株式会社Berryはヘルメット治療の効果を高めるためのサポートとして、「ヘルメット治療記録アプリ-babyband」を開発しています。このアプリは、ヘルメットの装着時間を簡単に記録でき、赤ちゃんの頭の形の治療経過を3D画像で可視化できます。このようにして、毎日の装着時間の管理や、頭の形の変化に気づきにくい問題を解決します。

株式会社Berryについて

最後に、ベビーバンドを提供している株式会社Berryについて少し触れておきましょう。株式会社Berryは、医療機器ベンチャーで、「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指しています。彼らは、3Dプリント技術と3Dデータ解析技術を組み合わせて、これまでの医療を大きく進化させようとしています。

あとがき

株式会社Berryのベビーバンドは、赤ちゃんの頭の形矯正に貢献する素晴らしい製品です。これにより、赤ちゃんの頭の形に関する不安を抱える親御さんが、子供のための最適な治療を得ることが可能となります。素晴らしい3Dプリンターの活用事例だなと感じたので引き続きチェックしていこうと思います。

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