先日、3Dプリンターで作ったルアーを販売している『DeeDeeDesigns』(以下DDD)について先輩に教えていただきました。DDDは、持続可能な開発目標(SDGs)と3Dプリンター技術を活用したルアーを作っており、その取り組みに興味を持ちました。今回はそのブランドについて詳しく調べてブログに記録します。
Dee Dee Designs
DDDは、30年以上続くスカジットデザインズさんが培ったものづくりに対するノウハウや情熱、そして遊び心を存分に反映したブランドコンセプトを持っています。
さらに持続可能な開発目標を掲げ、海や河川、湖沼の生き物と釣り人との関係性をより豊かなものにしたいという思いが込められています。
DDDが作成するルアーは、3Dプリンターで成形した物を軸に、3Dプリンターならではの形や性能、素材にこだわった商品を展開し、釣り業界では初となる試みに挑戦しています。
そのこだわりの素材は、現在のルアーの一般的な素材はABS樹脂などの石油製品がほとんどですが、DDDでは植物由来の生分解性樹脂:PLA(ポリ乳酸)を使用し、少しでもCO2の排出やマイクロプラスチックの削減を目指し、これから先の未来もずっと釣りという遊びができるように、環境にも配慮されています。
DDDは近い将来、3Dプリンターが普及するにつれ、ご家庭でも簡単にいろいろなものがプリントできる時代が訪れると考えていて、「ルアーは自宅でプリントし釣りに行く」というスタイルが当たり前になる日のスタイルの礎となるため、3Dプリンターで作るルアーの面白さや可能性を追求しています。
豊かな自然の中で楽しむ釣りという遊びにおいて、環境問題は見逃せない課題のひとつとなっています。環境との共存をするための素材選定や未来の遊び方の模索をされていてとても面白いなーと感じました。
よく見ると積層痕が発見できます。とても綺麗に加工されていて表面はすべすべです。
あとがき
個人的に、SDGsの取り組みの中の「海の豊かさを守ろう」にとても関心が高くて、3DプリンターやITの力を使って何か貢献ができないかと考えています。
そんな中で、DDDさんの取り組みはとても興味関心があるところでしたので、今後もチェックしていこうと思います!
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