Ender-3 V3 KEが登場しました。世界的な人気を誇るEnder-3系のアップグレード版です。
先日登場したSEとの違いなどを交えながら特徴を見ていきたいと思います!
Ender-3 V3 KEの特徴
お値段
お値段はBestbuynowさんで45,389円です!S1系よりもちょっと安いところからスタートって感じですね。
SEとの違いは3つ
印刷速度・プラットフォーム・ディスプレイが異なります。印刷速度はSEが250mm/sに対し、KEが最高500mm/sです。通常は300mm/sが推奨されてますが、十分な安定性がありそうな速度です。
プラットフォームはデフォルトでPEIプラットフォームが搭載されております。SEはPCスチールのプラットフォームで少し剥がしづらいというレビューも見かけたので、PEIになるのは嬉しいことですね。
パネルはカラーのタッチパネルになっていて、ノブパネルのSEよりも操作のしやすいパネルが採用されています。
安定性向上のためのテクノロジーがたくさん
安定した造形のための機能がたくさん紹介されている印象がありました。
まずデュアル4010型冷却ファンで造形物の冷却効果を高めています。造形物をすぐに冷やすことでより均一な造形物を出力することが可能です。
X軸のリニアレールには高速印刷に対応するために高強度で高寿命の鋼材を使用しています。
また、Creality OSによる印刷の最適化アルゴリズムも搭載されており、振動パターンやフローの最適化がされます。
スペック
造形範囲 | 220* 220 * 240mm |
印刷技術 | FDM |
製品寸法 | 433 * 366 * 490mm |
パッケージ寸法 | 502 * 409 * 280mm |
純重量 | 7.8kg |
総重量 | 9.9kg |
一般的な印刷速度 | 300mm/s |
最大印刷速度 | 500mm/s |
ファイル転送方法 | USB, LAN, Creality Cloud APP |
エクストルーダー | 改良型 Sprite ダイレクトエクストルーダー |
レベリングモード | 自動調整 |
ディスプレイ画面 | 4.3インチ カラータッチスクリーン |
メインボード | 32ビット サイレント |
印刷可能なファイル形式 | Gコード |
停電復旧 | あり |
フィラメント切れセンサー | あり |
最大加速度 | 8000mm/s² |
印刷精度 | 10.1mm |
レイヤー高さ | 0.1-0.35mm |
定格電圧 | 100-120V, 200-240V~, 50/60Hz |
定格電力 | 350W |
スライシングソフトウェア | Creality Print, Cura, Simplify3D |
対応フィラメント | PLA, PETG, ABS, TPU, ASA |
造形面 | PEIフレキシブル造形プレート |
UI言語 | 複数(日本語含む) |
あとがき
Xでも書いたのですが、最初に見た時はSEの誤字かと思ったんですが、蓋を開けてみると新しい3Dプリンターでウキウキしました。どんどんメカメカしい感じがなくなってスタイリッシュになっていきますね。ちょっと寂しくもあり、かっこいいなと思う気持ちもあり。
引き続き3Dプリンターをウォッチしていきたいと思います!
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