CREALITY最新ファームウェアアップデート

こんにちは！今回は、3Dプリンティングの世界で話題沸騰中のCREALITYの最新ファームウェアアップデートについて、技術的な深堀りも含めて詳しくご紹介します。K1とK1 Maxユーザーの皆さん、このアップデートには注目です！

サムネイル出典：Creality

特徴
あとがき

特徴

新機能の追加による使い勝手の向上

今回のアップデートでは、ユーザーエクスペリエンスの向上を目的とした多くの新機能が導入されました。

セキュリティと管理の強化

Rootアカウントの追加: 上級者向けですが、システム設定の微調整が可能になり、プリンターの柔軟性とセキュリティが向上します。

便利なデバイス管理

デバイス名の表示: 複数のプリンターを簡単に識別できるようになり、効率的なデバイス管理をサポートします。

印刷プロセスの最適化

一部失敗のスキップ機能: 大量印刷時の一部失敗を無視して続行できるオプションが追加され、時間とリソースの節約につながります。

より柔軟なネットワーキング

接続性の強化により、隠れたWi-Fiや公共のネットワークにも簡単に接続できるようになりました。

これらの機能追加により、CREALITYプリンターは前モデルに比べて大幅に進化しています。

AIアルゴリズムの改善

CREALITYは、印刷プロセス中の問題を自動検出するためのAI技術に注力しており、特に透明なフィラメントや黒いフィラメントに対する認識能力が強化されています。さらに、”スパゲッティ検出”などの特定の問題に対処するための機能も改善され、印刷失敗のリスクを軽減します。

多くのバグ修正

新しいファームウェアでは、ユーザーインターフェースや印刷プロセスに関連する多くの問題が修正されました。これにより、プリントの精度が向上し、より安定した印刷環境が提供されます。

めちゃくちゃ多かったので翻訳をこちらに！

リモートで新しいタスクが開始された際に、前の印刷タスクの完了ポップアップが表示されたままで、そのポップアップをタップすると新しいタスクが一時停止する問題を修正しました。
印刷前のキャリブレーションが停止されたときにモーターが解放されない問題を修正しました。
履歴記録から印刷タスクを開始した際に、印刷前のキャリブレーションが有効にならない問題を修正しました。
Creality Printerからキャリブレーションコマンドが送信された際のキャリブレーションが有効にならない問題を修正しました。
プリンターで最初の層の検査が有効になっている場合、最初の層の印刷を直ちに停止できない問題を修正しました。
USBドライブを繰り返し抜き差しすることで引き起こされるシステムエラーを修正しました。
AI LiDARアルゴリズムの過度のメモリ使用によって引き起こされるシステムエラーを修正しました。
プリンターがオートレベリングを行っている際、Creality Cloudアプリがセルフテストの状態を通知しない問題を修正しました。
USBドライブにエクスポートされたファイルが.tempファイルになる問題を修正しました。
新しい印刷タスクがリモートで開始された際に、セルフテスト完了のポップアップが表示されたままの問題を修正しました。
ホーミングが不正確に行われた後、ノズルとヒートベッド間の距離が10mmを超えていることを示す2243の超過エラーを修正しました。
WebUI上でGコードファイルの名前を変更する際の失敗を修正しました。
USBドライブから機器にコピーされた後、長い名前のGコードファイルの印刷に失敗する問題を修正しました。
Creality Cloud APPから印刷タスクを開始した際の、プレビューモデルの一部ハイライトの問題を修正しました。
プライバシーポリシーページとネットワーク接続ページの一部のテキストが選択されたUI言語に切り替わらない問題を修正しました。
最初の層を印刷中に電源が切れた際の不必要な印刷再開ポップアップを修正しました。
ホームページ上のファンアイコンをタップした際の異常なページジャンプを修正しました。
フィラメントのローディングまたはアンローディングに関連するポップアップをタップした際の異常なページジャンプを修正しました。
印刷ページとホームページ間の問題のある行き来のジャンプ、および印刷プロセス中の異常な温度曲線を修正しました。
USBドライブから印刷タスクを開始した際、ファイルのコピー進行状況が100％で停止する問題を修正しました。
K1 Maxのカメラの断続的な切断を修正しました。