車のボディなどにも使用される高性能ナイロン樹脂のフィラメントが9月末頃に「サンステラ3Dモール」で個人向けにも買えるようになるそうです。
どんなフィラメントなのかご紹介します。
INTAM™ Engineering PA12-CFの特徴
フィラメントの特徴
冒頭お伝えしたように車のボディなどに使用されたことのあるナイロン樹脂素材のナイロンフィラメントに炭素繊維で強化を行ったのがナイロン12フィラメントです。
この特徴から優れた強度と耐衝撃性を持っているようです。
フィラメント自体は低い吸湿性によって、造形安定性が高いことも特徴となっています。
私は細々とバイクに乗っているので、バイクの関連アクセサリの出力に良さそうだなと思いました。
この動画を見るとサポート材用のフィラメント「INTAM™ Support SP3050」と組み合わせて造形をするようですね。
INTAMシリーズのPA-12CFフィラメントは造形品質の高さが海外で評判となり、今回日本での販売が決まったそうです。特殊素材なので、扱い難しそうだな…と思ってしまいますが、造形品質に定評があるとなると期待が持てそうです。
Techsheetは本家のサイトから見られるので、詳しい方はこちらの方が参考になるかもしれません。
価格は現時点で調査してみたのですが、わからず…重要な情報ですが、情報不足で申し訳ないです。
INTAMSYS社について
メーカーのINTAMSYS社は2013年に中国上海で設立された、産業用の3Dプリンターメーカーです。
設立以降、ドイツのシュトゥットガルトと米国ミネソタ州のミネアポリスに地域営業、オペレーション、サービスセンターを設置しているそうです。
航空宇宙、自動車、製造、消費財、ヘルスケア、研究などの業界に焦点を当て、機能テスト用のプロトタイピング、金型、治具の製造から最終製品の直接量産まで、装置、ソフトウェア、高性能材料、印刷サービスなどを網羅する包括的なAMソリューションを提供しているようで、本格的に産業向けの会社のようです・
まとめ
高強度なフィラメント「INTAM™ Engineering PA12-CF」のご紹介でした。
価格が気になるのと、一般販売はまだ先なので続報がわかり次第更新します!
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