自動車・半導体関連でも使えるフィラメント「PPSフィラメント」が発売!

フィラメント

APPLE TREE株式会社から、PPSフィラメントが発売されました。APPLE TREEさんといえば、FLASHFORGEの日本総代理店ですね。

どんなフィラメントなのか見ていきましょう!

PPSフィラメントの特徴

PPSとはポリフェニレンスルファイドのことです。ウィキペディアによると、PPSは高い耐熱性を持ち、高温下での機械的物性の低下が少ない特徴を持っています。200度での連続使用にも耐えられます。

また、食品安全性が高く、アメリカ食品医薬品局と米国科学財団が食品機器厨房用品や水道飲用水に接触する部分への使用を認可しているようです。

※このフィラメント自体が食品安全性が高いかは特に言及を見つけられませんでした

造形条件

このフィラメントはMEX(材料押出法)方式の3Dプリンター用に製作されておりまして、FLASHFORGEのCreater4Sにも対応しています。

MEXとは一般的にFDM式と言われる方式と同様の方式だそうです。FDMがStratasys社の商標なので、呼称が異なることがあるんですね。他にもFFF式という呼び方がありますね。

推奨設定は下記の値です。ノズル温度が高めなので、家庭用の3Dプリンターではまだ対応しづらいですね。(エンプラ素材と書いてあるとおりですが)

エクストルーダー(ノズル)温度:340~370℃
乾燥温度:150℃×3時間又は120℃×5時間
ノズル:0.6mm推奨
推奨造形機種:Creator4S

価格

2022年12月25日現在、ナチュラルカラー、500gで17,050円です!詳しくは製品ページをご確認ください!

まとめ

いろんなフィラメント素材を学習することで、素材の理解もできます!生の素材というんでしょうか、造形前の素材に触れることができるのも3Dプリンターの面白いところだなと思います。

今後も色々なフィラメントを調べてご紹介していきたいと思います!気になる方はぜひチェックしてみてください!

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