私、趣味で釣りをやっておりまして、今週末は対馬の方にブリやヒラマサを釣りに行ってきます。
行く海の水深やその時に釣る魚によって、糸を替える必要があるのですが、この糸かなりお高いんですよね。。。
なので、使わない糸は捨てずに残しておくのですが、ちょうど良く巻けるものがなかったので3Dプリンタで出力しました。
釣り糸用スプール
仕事の合間にちょちょっとモデリングをして、印刷をかけたかったので、凝ったギミックはなく、非常にシンプルなモデルにしました。完成像はこんな感じになっております。
押し出し時に中を空洞にしたい場合、タイプの「薄い押し出し」を利用すると便利でした。
さらに壁の位置をサイド2にすることでスケッチの外周に沿って押し出されるので、スケッチで指定した直径に準ずる穴の空いた円柱ができてとても時短になりました。
このまま一つの造形物としては、サポートなしでは出力できないので、こちらも時短のためにパーツを下記のように分解することにしました。
接合する部分の面のオフセットは最初は-0.2mmしていたのですが、それだとぶかぶかでして、-0.1mmくらいがちょうど良いサイズ感でした。
最後に巻いた糸の種類をスケッチのテキストで書いて、エンボスで押し出してやりました。非常にシンプルな構造なので、せめてもの3Dプリンターを使う意義をアドオンしております。
スライサーの設定は特に特殊な設定はせずに普通に置いただけという感じで問題なく出力できました。
完成したのがこちら。実際に糸も巻くことができました!
まとめ
地味に欲しいけど、買いに行く時間がない!(どこで売ってるかわからない!)というのをサクッとプリントしてしまう事例でした。
大変シンプルなモデルの説明でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。釣りと3Dプリンターは色々相性が良いので、さまざまな出力を模索していきたいところです。
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