Blender界隈で有名なドーナッツのチュートリアルがHoudiniでもあることを知りまして、やってみました。さまざまなことが学べてよかったのでご紹介します!
ドーナッツチュートリアル
このチュートリアルは、10分前後の動画が6本で完結しています。
私は3Dモデルを3Dプリンタで出力することが目的でこの動画を見ました。なのでレンダリングの動画はあまり見なくてそうなると最初の3本をみることでドーナッツの3Dモデルを作れました。
まず1本目の動画で、ドーナッツの輪っかの形状を作り、2本目の動画でドーナッツの上にかかっているアイシングの部分、3本目でさらにその上のチョコチップみたいなものを作る様子が紹介されています。
1本目の動画で学べること
トーラスの法線を元にgroupやpoint vopを使いながら、よりドーナッツの形に近い形状の作り方を学べます。最終的にmountain SOPを使って、自然なドーナッツ型になるところまでこの動画を見るとできるようになります。
2本目の動画で学べること
ドーナッツのアイシングの部分を作ります。ここでもgroupを使いながらドーナッツ上部の領域を扱います。attribute blurやattribute remapを活用して細かいpointを整えていきます。
pointを整えたら、VDB系のノードを使ってとろみがついたアイシングのようなポリゴンを生成していきます。
こういうとろっとしたものはfluid等のシミュレーションを使わなくてもできるのだなというのが学びになりました。
このチュートリアルではここが一番難しいポイントになりました。
3本目の動画で学べること
この動画ではアイシングの上のチョコチップを乗せます。2本目に比べてかなり簡単な内容なのでサクッとできます。
tubeを指定の領域にcopy to pointして配置させてチョコチップを表現させています。ちゃんと降り掛かってる感が出るようにattribute randomizeで調整されているところが勉強になりました。
まとめ
このチュートリアルを通して、ドーナッツを3Dプリンターで出力しました!
ドーナッツのアイシングの部分は8K光造形の威力を発揮できた数少ないポイントだったかもしれません。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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