クラウドファウンディングサイト、キックスターターにて、良さげな3Dプリンターが公開されていたので今日はこちらを記録していきます。
サムネイル出典:KICKSTARTER
PROFORGE 4の特徴
PROFORGE 4はイギリス発の3Dプリンターです。そのためかどうかはわかりませんが、筐体が無骨な感じでかっこいいんですよね。キャッチコピー的には次世代のハイスピードツールチェンジャー3Dプリンターということで、スピードとツールチェンジャーによる色の変更が大きなポイントになっていそうです。
スピードに関しては動画を見る限り13分でそれなりに綺麗なBenchyが出力されていたのでそのくらいのスピード感なんだろうなという感じです。
4色印刷が可能
4つのプリントヘッドを持っているので最大4色のフィラメントを充填できます。これによって複雑な多色印刷が可能になります。複数のプリントヘッドを持った家庭用のプリンターはチラホラ出てきていますがまだ珍しく選択肢が限られているので、選択肢を広げてくれています。
造形サイズは400 * 300 * 340mm
造形サイズは、400 * 300 * 340mmと大きめなサイズになっています。最近発売されたCrealityのK1が220*220*250mmですから、かなり大きい出力が可能といえるでしょう。
扱える素材
使える素材に関しては「PLA / TPU / ABS / PVA / PC / Nylon / PET-G / ASA / Carbon Fiber / Woodfil」の名前が上がっています。ホットエンドが350度、ベッドが130度まで上がるのでさまざまな素材の印刷が可能です。
ユーザビリティ
Klipperが搭載されておりまして、WiFi経由でブラウザから3Dプリンターにアクセスできます。私はCreality Sonic Padでこの機能を実現していますが、本当に便利なのでこのユーザビリティはおすすめです。
スライサーもCURAが使えるようですので、特殊な新しいスライサーを覚えたりする必要はなさそうです。
購入金額
記事執筆現在、一番安いプレッジは終わってしまいまして、現状最安が1,099ユーロ(約187,194円)となっています。私の感覚としては、プリントヘッド4つだとこのくらいはいくよなーという印象の値段でした。
あとがき
多色印刷の他にも水で溶けるフィラメントと組み合わせるなど、複数のプリントヘッドを搭載できるのってすごく魅力的だと思うんですよね。ただやっぱりまだまだ高いですねー。
多色に関してはPRUSAのMK4を買って、アップグレードしていくのが楽しそうかなーと思ったりしています。
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