3Dプリンター造形物がガタガタになってしまったら

3Dプリンター

先日、3Dプリンタで印刷をしていたら突如として、造形物がガッタガタになってしまい困り果ててしまいました。

シンプルな解決方法だったのですが、解決できたのでご紹介します。

Ender 3 S1 Proで発生しましたが、同じような機構の3Dプリンターだったら同様の解決策が適用できるはずです!

起こった事象

画像のような感じでガタガタになってしまいました。一個前まで綺麗に出てきたのに何故なのか、、

これ、ただの円柱なんです…

しかもプレートとエクストルーダーが動くときにガガガっと不穏な音がして、すごく焦りました。

この手のことがあるとすぐに故障か!?買い換えなければならないのか??としょんぼりしてしまうので、まだまだメイカースキルが足りません…

試行錯誤

まず、あんなにガタガタになってしまうのはヘッドが動きすぎているからなのではないか?と仮説を立てて、印刷速度を遅くしてみたり、エクトルーダーの掃除をしてみました。

結果改善は見られず他の事象なようです。

次にガガガっと音がするということは何かが詰まっているのではないかということで、全体的にほこりを取りながら、何か変なものが挟まってないか確認しました。

するとベルトにスレのようなものを発見し、ここが怪しいのか?と考えました。そして、ベルトの先にあまり意識したことのないネジを発見したのです。

このネジなんだっけ…ってなりました。

解決策

そうです、今回の解決策はベルトテンションを締め直すでした。

ベルトテンションを調整できるネジの存在を知らず、動かしてみるとゆるゆるになっていました。

主にY軸方面のねじが緩んでいて、これがたるみとなって異音と造形物のガタガタを引き起こしていたようでした。

これをどれくらい絞めれば良いのか正解はわからなかったので、一旦締めすぎない程度に巻いてみたところ、造形物のガタガタを改善できました!

X軸方向にも同様のネジは存在します

まとめ

3Dプリンターはレベリングの調整はよくやるのですが、それ以外にもベルトテンションの調整もたまに緩んでいないかチェックが必要ですね。

当たり前ですが、プログラミングなどと違って、ボトルネックがハードにも存在する3Dプリンターは問題の発生ポイントが多いので、ちょっと大変ですが、解決できると嬉しい気持ちになりますね。

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