FLASHFORGEの「Finder3」のウェブ販売が日本でも開始されました。
予約販売のため、9月下旬頃入荷後に発送とのことですが、楽しみですね。
初心者にも優しそうな設計になっていそうなこの3Dプリンターを紹介します。
FLASHFORGE Finder 3の特徴
良いところ
コスパはまずまず
販売価格は68,200円。私が所有しているEnder 3 S1 Proが62,000円ですから、価格帯としては同じような価格。ですが、Finder 3にはケースがついています!
ケースのあるなしは、ABSなど印刷する時の成功率に直結するので、これから始める方には心強い仕様です。
さらにWi-Fi接続にも対応しているので、いちいちSDカードを抜き差しする必要はなさそうですね。この辺の細かい便利さって、3Dプリンターを置き物にしない上で結構大事ですよね。
また、フィラメントもケース横につけられるので乾燥剤で密閉する改造もやりやすそうです。
2種類のプラットフォームがついてくる
地味にびっくりしたのですが、プラットフォームが2種類ついてくるようですね。
好みのプラットフォームを探すのも楽しそうです。
物足りないところ
造形サイズは小さめ
全機種よりも2.7倍も大きくなったとのことですが、やはりケースなしの3Dプリンタと比べるとまだ少し小さいように感じました。
造形サイズは190×195×200mmで私が持っているEnder 3 S1 Pro(220*220*270mm)に比べると高さが70mmくらい低くなってしまいます。
完全に好みですが、小さいものは光造形、大きいものはFDM式が好みなので、この辺は少し中途半端なのかなと感じました。
とはいえ、光造形は特有の面倒さもありますし、初めてのFDM式3Dプリンターとしては優秀なことに変わりはありません。
まとめ
全機種よりも2.7倍も大きくなったFinder3の紹介でした!これから始めるよっていう人がいたらおすすめしたくなる、コンパクトにまとまった製品だなと感じました。
モデル名 | Finder3(ファインダー3) |
エクストルーダー | ダイレクト式 |
ノズル径 | 0.4mm |
最大エクストルーダー温度 | 260℃ |
プラットフォーム温度 | 110℃ |
造形精度 | ±0.2mm |
XY軸移動速度 | ≦180mm/s |
本体サイズ | 406mm×416mm×469mm |
最大造形サイズ | 190mm×195mm×200mm |
対応フィラメント | ABS / PLA / PETG / 軟性など |
タッチパネル | 4.3インチ |
言語 | 日本語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語 |
通信方式 | Wi-Fi、イーサネット、USBメモリ |
レベリングアシスト | ○ |
停電後の印刷再開 | ○ |
フィラメント検出機能 | ○ |
取り外し可能なプラットフォーム | ○ |
静音性 | ○ |
カメラ | × |
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