Creality Sonic Padが日本でも2022年の9月26日からAmazonやPergearでも買えるようになります。
Crealityのサイトで存在自体は知っていたのですが、どのような製品なのかレビューします。
サムネイル出典: PR TIMES
Creality Sonic Padの特徴
Creality Sonic Pad
Creality Sonic Padは一言で言うとタッチスクリーンタブレットです。3Dプリンターで、あんまりタッチスクリーンが注目されることはないかなと思っていたのですが、このスクリーンには、3Dプリンター用ファームウェア「Klipper」が搭載され、持っている3Dプリンタを強化してくれるそうなんです。
「大きいスクリーン搭載して、パワフルになったファームウェアが使えるようになったよ」と言うことですね。
しかも市場に販売しているほとんどの FDM プリンターと互換性があってEnder系のEnder-3 S1やEnder-3 S1 Pro は事前適用されていて数秒で利用が開始できます。
確かに紹介動画をみると、Ender3 S1のUSB-Cポートに挿すだけでセットアップが開始されています。
印刷品質はそのままで、印刷速度を向上
精度を重視してアルゴリズムモーターに指令を出して、高速印刷を実現しています
Creality Sonic Padは、精度を重視したアルゴリズムでモーターに指令を出し、高速印刷を実現しています。また高速印刷時の振動を緩和してリンギングをなめらかにすることで印刷品質は速度が遅い時と変わらないような品質を実現します。
公式サイトをみると160mm/sと50mm/sの比較をされています。160mm/sで品質変わらないのであればすごいですね。
モデルプレビュー機能搭載
Ender3 S1 Proを使っていて、一番気を使うのがファイルの命名規則で、長くて後の方に識別子をつけるとどれを印刷すればいいかわからなくなるんですよね…。
Creality Sonic Padはモデルプレビュー機能が搭載されているので、直感的にわかります。スライサーもさまざまなものに対応していて、Creality Print、UItimaker Cura、Pursa Slicer、Super SlicerのGコードモデルプレビューに対応しています。
ユーザー定義したマクロが使える
これは私は今回あまりイメージが湧かなかったのですが、ユーザー定義のマクロをサポートしており、各マクロは特定の機能に対する一連のコマンドを組み合わせることで、より効率的な運用が可能になるようです。どんなマクロを組むのかは引き続きリサーチをしてみたいと思います。
リッチなインターフェースが搭載
USBポート×4、RJ45ポート×1、WiFiモジュール×1が付属していまして、カメラを追加すると、リアルタイムモニタリングやタイムラプス撮影が実現できます。もうなんでもできちゃうじゃん…
まとめ
Klipperがすごいのかな?とも思ったりして、Klipperもう少し掘ってみようかなと思いました。
それにしてもリッチなインターフェースと綺麗なディスプレイがついて、3Dプリンターの性能が上がるのであれば、26,900円はリーズナブルな印象です。
気になる方は是非チェックしてみてください!
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