Voxellabから新しいFDM式の3DプリンターであるAquila D1が登場しました。現在公式サイトでもプレセールを実施しております。
どんな3Dプリンターなのかチェックしていきましょう!
Voxellab Aquila D1の特徴
Voxellabとは
Voxellabは、FLASHFORGE社の子会社で、低コストで信頼性の高い3Dプリンター関連の製品を販売しています。FLASHFORGEの子会社だということは今回初めて知りました。
これまでも、ハンドルがついていて持ち運びができるAquila X2などを出しております。Amazonでも取り扱いがあるので、比較的日本でも買いやすい3Dプリンターメーカーと言えるでしょう。
スペックは高め!
スペックはEnder-3 S1に近いかなーという印象です。プレセールで$399、日本円で59,000円くらいなので、価格もEnder-3 S1に近いですね。
まず300度まで上がるノズル温度のおかげでさまざまな素材に対応します。エクストルーダーもDual-gearのダイレクト式になっております。
平均速度も100mm/sとなっていまして速さも、最近のプリンターらしいスペックになっています。
25点で行うオートレベリングも搭載されています。最近の3Dプリンターの良いところは大体搭載されているバランスの良い機種です。
購入すると一本の木が寄付される
生産工程全てを環境に配慮しており、その一環として、購入者の名前の木を1本寄付する仕組みがあるようです。リンクを通じて木の成長を見守ることができるようで、この辺は他のプリンターにはないプチ楽しみがありますね。
すごい余談ですが、コアラマットレスというマットレスがありまして、そちらを購入した時はコアラを1匹救う仕組みがあったみたいで、救ったコアラの画像が送られてきて楽しかったです。
あれは今でもやっているのでしょうか。。笑
スペック
造形サイズ | 235*235*250mm |
本体サイズ | 470*440*511mm |
正味重量 | 9kg |
総重量 | 11kg |
エクストルーダーのタイプ | デュアルギア ダイレクトエクストルーダー |
レベリングモード | 25ポイント オートレベリング |
ディスプレイ | 4.3インチスクリーン |
プリント最大速度 | 180mm/s |
平均な速度 | 100mm/s |
プリント精度 | ±0.2mm |
レイヤーの高さ | 0.1mm – 0.4mm |
ノズル最大温度 | 300度 |
ヒートベッド最大温度 | 110度 |
ビルドサーフェス | PEI Spring Steel Platform |
パワーロスリカバリー | 搭載 |
フィラメント切れ検知 | 搭載 |
ファイル形式 | STL / OBJ / AMF |
ファイル転送方式 | USB / SD Card |
対応フィラメント | PLA, PETG, TPU 95A, ABS, HIPS |
対応スライサー | VoxelMaker / Cura / Simplify 3D |
まとめ
あまり真新しく感じる機能はありませんでしたが、トレンドをしっかりと押さえた堅実な3Dプリンターの印象でした。気になる方はぜひチェックしてみてください!
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