200年のデザインの歴史がわかる「アート&デザイン表現史」が面白かったです。

インスピレーション

今日はアート&デザイン表現史という書籍を購入したのでそちらの紹介をしていきます!

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ものづくりをしたり、それに関する発信をする中で、最近のトレンドを追うことも好きなのですが、できれば既存の文化に寄り添っていきたいなと思っていまして、どういう歴史でものづくりが発展してきたのかを知りたかったんですね。

サムネイル出典:Amazon

アート&デザイン表現史の紹介

松田行正さんが書いています。これまでもデザインに関する書籍を多く発表されておりまして、私も今回紹介する「アート&デザイン表現史」の他に、「デザインってなんだろ?」という書籍も所持しておりました。

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最初同じ作者さんだと気づかなかったのですが、書籍の装丁の感じであれ、どこかで見覚えがあるぞと思い、本棚を探してみたところ一緒だーということに気づきました。

持っているのがこの二冊なのもあってか、デザインに関することを俯瞰的に全体像をまとめることに長けている方だなという印象を持っています。

本の内容

1807年から2019年までのその時代、その時代の新しい発想や表現をまとめています。この表現はこの時代から芽吹いたのかとか、そもそもこういう表現や発想があるのだなという気づきを得られます。

「モダン」が誕生した19世紀から現代まで、約200年間のアートとデザインの動向を、表現法を中心に詳細に解説しています。具体的には、グラフィックデザイン、絵画、写真、建築、映画、音楽など、さまざまな領域の表現法について解説しています。プロダクトデザインの文脈というよりかは表現や発想に重きが置かれているので、物の構造などの歴史ではありません。表現史の本ですからその辺も期待通りですね。

それら全てが紹介されているのは、それぞれの時代に中心となった作品、そしてその作品から派生した作品、影響を受けた作品、あるいは似たような作品がたくさん紹介されているからです。これらは全てビジュアルと一緒に紹介されているので、読むだけでなく見ることでも楽しむことができます。

全部で100のテーマがあるので、この200年間のアートとデザインの表現法の歴史を一冊で概観することができます。

フルカラーで、写真も多くて、パラパラと眺めているだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。

これだけの物量ですので、書籍も一般的な書籍よりは高めですが、一冊持っておくと楽しい時間が過ごせそうです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

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