3Dプリンターを買ってから1年が経ちました。FFF式の3Dプリンターを購入し、その後光造形の3Dプリンターを買いました。
1年間、少しずつ3Dプリンターと向き合ってできることとできないことをまとめました。今回はFFF式に絞って買いていこうと思います。
タイトルにもありますが、3Dプリンターを私が使った場合ということを念頭に読んでいただければ幸いです。というのも私は上手くできていないのですが、他の方をSNSで拝見するとできている場合もあります。
ここから一ついえるのは、3Dプリンターにも個人の習熟度があり、3Dプリンターでできることは個人の技術に左右されるということですね。道具なので当たり前と言えば当たり前ですが。
この辺はプリンターという名称が、誰しもが簡単綺麗に物が作れる道具という勘違いを生んでしまっているのかもしれませんね。我々の身の回りのプリンターは個人の技術に左右されることなく、精密な複写をしてくれますから。
FFF式におけるできることできないこと
できるようになったこと
ノリとレベリングのおかげでファーストレイヤーが綺麗なプリントができるようになりました。オートレベリングと言いつつ、手動での調整も結構必要で、レベリングはかなり最初苦戦をしました。
ノズルを1ヶ月ごとに交換するなどして、ノズルのつまりなどのトラブル軽減もできるようになりました。
造形に連続で失敗するようになったら、PEIシートを洗剤で洗って、ノズルを交換して、レベリング調整をしなおすというフローを踏めば、大抵のものは造形できることを学びました。
小さくて(5cm)以内でオーバーハングがないものは比較的成功率も高く安心して見ていられるようになりました。
できないこと
オーバーハングでサポートが必要な造形物の下面を綺麗にすることがまだできません。これはレイヤーの設置面を詰めたり、マステを挟んだりするハックが公開されています。しかも上級者の方はサポートを剥がした時に非常に綺麗な積層が出てくることがあり、私の技量が足りていないんだろうなと感じています。
これに関してはCreality K1のオートレベリングでストイックに詰めてくれて解決してくれないかなと3Dプリンター任せのソリューションをしようと思っています。
また、3Dプリンターの火災が怖くて、外出中に動かすのをためらってしまい、結果としてトライアンドエラーの数が少なくなってしまっているというのも課題です。
やはり技術のある方はそれだけ色々なパラメータを試してそこに辿り着いていると思うので今のままではダメだなぁと考えています。
こちらに関しても、造形速度が早くなっているK1に期待をしつつ、自分としても仮説検証の事前準備をして、効率よく3Dプリンターを稼働させていきたいと思います。
あとはPLA以外の素材を扱った、造形にもなかなか手を出せていません。TPUやABSを手元に持ってはいるのですが、今まで使っていたのがエンクロージャーがなかったことや、寝室に置いているため健康被害が少し気になるという理由で試せていませんでした。
今後作業スペースを設ける予定なのでそういった投資で解決していこうと思います。
あとがき
今日はつらつらと今できることとできないことをまとめてみました。
改めて振り返ってみると自分に何が足りていないのかをしるいい機会になるなーと思いました。
モデリングを学ぶこともやりながら3Dプリンターに関しても引き続き理解を深めていきたいと思います。
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