AnkerMakeからAnkerMake M5の後続機の情報が出ました!詳細が出る前に予想をしていたんですが、Cはカラーなんじゃないかというのは完全に外してました、、すみません。
詳細も出てきたことですし正確な情報を記録していきます!
サムネイル出典:AnkerMake
AnkerMake M5Cの特徴
M5と異なるポイント
AnkerMake M5Cの印刷サイズは220×220×250mmで、M5よりも一回り小さくなっています。
コストがM5に比べ安くなっている背景には、M5のタッチスクリーン・インターフェースを廃止して、シングル・クリック、ダブル・クリック、長押しで印刷、レベリング、原点復帰などのプリンター・アクションを設定できる1つの大きなボタンに変更したことが要因の一つになっていそうです。ただ、ユーザーはAnkerMakeアプリかAnkerMake SlicerでWi-Fi、Bluetooth経由でM5Cをコントロールできるので、本体のインターフェースの簡素化は実はそんなにデメリットではなさそうな気がしています。
他にも、M5に搭載されているAI認識、ビデオストリーミング、タイムラプス動画などのプリントをより快適にするアドオン的な機能は軒並み非対応になっています。
そして何より価格が$399(約57,000円)と半額近いのが大きな違いとなっています。
M5と同様なポイント
M5Cは、M5と同様に、49ポイントの自動ベッドレベリング、フィラメントセンサー、中断されたプリントを自動的に再開できるようにする停電回復、およびユーザーがプリントをより簡単に除去できるようにするPEIマグネットフレキシブルビルドプレートを備えています。
そしてM5CもM5と同様にAnkerMakeの特徴であるフルアルミニウム合金構造を採用しており、同社によると一体型設計のため、セットアップは15分で完了します。
スペック
下記にM5と比較した仕様を記載します。
印刷パラメータ
M5C | M5 | |
---|---|---|
印刷サイズ | 220×220×250 mm³ | 235×235×250 mm³ |
印刷速度 | 500 mm/s | 500 mm/s |
印刷加速度 | 5000 mm/s² | 5000 mm/s² |
ベンチプリント(最大) | 17 分 | 17 分 |
フィラメント | 1.75 mm | 1.75 mm |
プレート温度(最大) | 100℃ | 100℃ |
印刷機能
M5C | M5 | |
---|---|---|
ワンクリックボタン | Y | N/A |
マルチカラープリント | Y (追加のV6が必要) | Y (追加のV6が必要) |
スマート体験 – カメラ(ビデオストリーミング) | N | Y |
スマート体験 – AI認識 | N | Y (Deep Learning) |
スマート体験 – タイムラプスビデオ | N | Y |
押出 – ホットエンド | 全金属 | PTFE |
押出 – ノズル | ブラス, 0.4 mm | ブラス, 0.4 mm |
押出 – 押出距離 | ダイレクト押出 | ダイレクト押出 |
押出 – 押出フロー | 35 mm³/s | 24 mm³/s |
押出 – ホットエンド温度(最大) | 300℃ | 260℃ |
オートレベリング | 7×7点 | 7×7点 |
スクリーン | N | 4.3インチタッチスクリーン |
PEIソフトマグネットプレート | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – PLA | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – PETG / PET | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – ABS | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – TPU | Y | N/A |
マルチマテリアルサポート – PA | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – PLA-CF | Y | Y |
マルチマテリアルサポート – PETG-CF | Y | N/A |
マルチマテリアルサポート – PA-CF | Y | N/A |
エレクトロニクスとソフトウェア
M5C | M5 | |
---|---|---|
電源 | 100-240V AC, 50-60Hz | 100-240V AC, 50-60Hz |
電力消費 | 350W, 110V/220V | 350W, 110V/220V |
接続 | WiFi, Bluetooth, USB-C | WiFi, Bluetooth, USB-C |
ストレージ | 8 GB EMMC, USBドライブ | 8 GB EMMC, USBドライブ |
操作方法 | ボタン, アプリ, PCソフトウェア | ボタン, アプリ, PCソフトウェア |
CPU | XBurst® (1.2GHz) | Dual XBurst® (1.2GHz) + XBurst®0 (240MHz) |
スライサー | AnkerMake Slicer, Prusa, Cura | AnkerMake Slicer, Prusa, Cura |
本体
以下に要求通りの表を作成しました。タイトルは日本語に訳しています。
M5C | M5 | |
---|---|---|
装置のサイズ | 466×374×480 mm³ (フィラメントホルダーなし) | 502×438×470 mm³ (フィラメントホルダーなし) |
ネット重量 | 9.6 kg | 12.6 kg |
総重量 | 12.8 kg | 15.7 kg |
あとがき
シンプルで良いプリンターが出てきたなーという印象です。P1PやK1に見られるエンクロージャー付き高速プリンターと、AnkerMake M5CやNeptune4のようなエンクロージャーがない高速プリンターの系譜が10万円以内の家庭用の3Dプリンター分かれつつあるなーと感じます。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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