昨日Creality K1のスペックをまとめたので今日はK1 Maxを見ていきたいと思います。
Creality K1に関して詳しく知りたい場合はこちらを読んでみてください!
※6/23追記!
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サムネイル出典:Creality
Creality K1 Maxの特徴
K1 MaxもK1と同様エンクロージャーがついているCore XY構造を用いた3Dプリンターです。公式サイトの販売価格は$999(約133,500円)とK1よりも$400(約54,000円)ほど高くなっています。
その差分などを見ていきたいと思います。
K1 Max
K1
造形サイズが大きい
Maxという名前の通り造形サイズがK1よりも大きくなっています。K1が220 * 220 * 250mmに比べてK1 Maxは300 * 300 * 300mmと50 ~ 80mm大きい造形が可能です。エンクロージャー型のモデルで300 * 300 * 300mmは家庭用としては大きいモデルといえます。
これより大きくてパッと思いつくのは、QIDI Tech X-MAX 3でしょうか。
AI CameraとLiDARが標準搭載
ただ大きいだけではなく、K1ではオプションで付けることのできるAIカメラとLiDARが標準で搭載されています。
AIカメラはモジャモジャ、ゴミなどの異物がないかを監視し、エラーが発生した場合お知らせしてくれます。また、リアルタイムでモニタリングするので、タイムラプスを作成できます。造形の様子をSNSにアップロードしたい方にはいい機能ですね!
LiDARは二つの特徴を確認しています。まずはファーストレイヤーをスキャンして、ファーストレイヤーに問題がある場合印刷を一時停止してくれます。
私のようなレベリングに自信のない、ファーストレイヤー見守り隊に取ってはとても良い機能です。
またそれ以外の造形プロセスの間もLiDARによる流量の制御を行なってくれるので、ブロブなど造形物のノイズを低減してくれます。
デュアルハンズフリーオートレベリング
K1もハンズフリーレベリングなのですが、K1 MAXは頭にデュアルがついてました。レベリングの方法が二つありまして、一つはK1と同様ヒートベッド側のセンサーが自動補正をおこなってくれるもの。
もう一つは前述のAI LiDARがベッドの傾きを100万点スキャンして、より正確なレベリングをおこなってくれます。
エアフィルターも搭載
最後にK1では記載の見当たらなかった内蔵エアフィルターで空気清浄機機能がついているようです。印刷時に発生する化合物を浄化してくれます。
スペック
右がこの記事で紹介している、K1 Maxです。
K1 | K1 MAX | |
造形最大サイズ | 220 * 220 * 250mm | 300 * 300 * 300mm |
本体サイズ | 355 * 355 * 480mm | 435 * 462 * 526m |
パッケージサイズ | 415 * 415 * 550mm | 508 * 508 * 608mm |
正味重量 | 12.5kg | 18kg |
総重量 | 16kg | 23kg |
プリント最大速度 | 600mm/s | 600mm/s |
加速度 | 20,000mm/s | 20,000mm/s |
プリント精度 | 100±0.1mm | 100±0.1mm |
レイヤーの高さ | 0.1 – 0.35mm | 0.1 – 0.35mm |
エクストルーダー | ダイレクトドライブ式 | ダイレクトドライブ式 |
ノズル最大温度 | 300度 | 300度 |
ヒートベッド温度 | 100度 | 100度 |
ビルド表面 | フレキシブルビルドプレート | フレキシブルビルドプレート |
レベリングモード | ハンズフリーオートレベリング | デュアルハンズフリーオートレベリング |
ファイル転送 | USB / Wi-Fi | USB / Wi-Fi |
ディスプレイ | 4.3インチ カラータッチスクリーン | 4.3インチ カラータッチスクリーン |
AIカメラ | オプション | 標準搭載 |
AI LiDAR | オプション | 標準搭載 |
パワーロスリカバリー | あり | あり |
フィラメント切れ検知 | あり | あり |
インプットシェーピング | あり | あり |
ライティングキット | あり | あり |
スリープモード | あり | あり |
電力 | 350W | 1,000W |
サポートフィラメント | ABS / PLA / PETG / PET / TPU / PA / ASA / PC / PLA-CF / PA-CF / PET-CF | ABS / PLA / PETG / PET / TPU / PA / ASA / PC / PLA-CF / PA-CF / PET-CF |
スライスソフト | Creality Print / Cura / Simplify3D / PrusaSlicer | Creality Print / Cura / Simplify3D / PrusaSlicer |
日本語対応 | あり | あり |
空気清浄機能 | 記載なし | あり |
あとがき
K1 Max、初見の初見では、$400ドルも高いのかー、サイズ大きくなっただけじゃないのー?っていう目で見てしまっていたんですが、中を見てみると心躍る機能が満載でございました。
K1もcamera / LiDAR共に後付けできるようなのですが、かなり便利そうなのでいきなりMAX行っちゃうのもいいなー。でもこの値段ならSnapmaker J1とか、デュアルヘッドなモデルも気になります。
こうして気になってばかりで買えないダメライターなのですが、ゆっくり選んでいこうと思います!
※2023/05/21追記 私もCreality K1を買いました!
コメント
k1にAILiDAR付けれるんすかー?
コメントありがとうございます!公式サイトによるとオプションで後から付けられるようです!