私は光造形プリンターで造形したものをペカペカに加工するのが好きでして、その時に役に立つツールをご紹介したいと思います。
光造形 3Dプリンタの後加工便利ツール
ニトリル手袋
造形が完了した印刷物を取り出すときは、もちろん、やすりがけする時にも重宝するのがこのニトリル手袋。私は粉なしの手袋を使っておりまして、Mサイズでぴっちりでした。
手が湿っているとべちっと破れてしまったりして、損した気持ちになりますが、基本的には使い捨できるので、塗料がついてしまったり、破れてしまった場合はすぐに交換できるところが気に入っています。
光硬化パテ
サポート材を利用した造形物は特にサポート材を剥がしたときに跡が目立ちますよね。
これを滑らかにするのが、光硬化パテです。
パテにはポリエステルなど様々な種類がありますが、私のおすすめは断然光硬化パテです。
量が少なく値段も高いのですが、光造形でそんなに大きい出力をしないのであれば十分長持ちします。
実際、私にしては大量生産だった40個のスタンプを作る事案があったのですが、その時でもこの光硬化パテ一本で足りました。
光硬化パテは固めるのに、紫外線が必要なのですが、これに関しても、取り出したての造形物を固める手法と同じなので、ネイルを固める紫外線出す機械に当てたりすれば早ければ30秒ほどで固まります。
サンダー
紙やすりと、ペンサンダーを利用しております。紙やすりは水研ぎに対応しているものを使っております。水研ぎができると粉が飛ばないので、室内でもできるところが気に入っております。
紙やすりのおすすめはこちら。私は結構荒めな120番から開始して、400 / 800 / 1200あたりまでかけていきます。
ペンサンダーは以前にも紹介しました、プロクソンのPS10を利用しております。
全く疲れなくなりますし、慣れてくるとアニメ見ながらやすりがけできるようになるので大変おすすめです。
タミヤのサーフェイサー/ラッカースプレー
最後の仕上げにはサーフェイサーとラッカースプレーを使っています。
どちらもホームセンターのものを色々試してみたのですが、結局、新宿のホビー館に置いてあったタミヤのシリーズに落ち着きました。
色のりが良くて、塗装をミスっても塗料のせいではなく素直に自分の力量だなと思えるストレスフリーさが気に入っています。
まずはこちらのサーフェイサーを利用しまして、やすりがけが足りないところがないかをチェックして、もう少し攻めれるところがあれば追加でやすりがけするのを繰り返します。
ある程度、ツルツルになったなと思ったら仕上げのラッカースプレーを吹きかけて終了です。
ラッカースプレーは色んな色があるので、公式サイトで自分が欲しい色を探してみると良いです。
まとめ
手間はかかりますが、綺麗に加工するとこれはもしかしたら人に買ってもらえるかもしれない…!というクオリティまで高まって嬉しくなります。
今後も実際の工程などもブログで展開できればなと思いますので引き続きよろしくお願いします!
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